管理費と修繕積立金の適正価格は・・・

大雑把な目安金額(高級マンション以外)で申し上げますと・・・
・管理費:1万円
・修繕積立金:1万円
の計2万円位/月が適正価格かと・・・

「管理費」は通常の管理業務(管理人さんや清掃員さんの人件費)
で消耗費となっています。
管理費を圧縮する場合、清掃日数の減などの物理的な方法で可能とは
なりますが美観等が保てるのか?が問題となります。

「修繕積立金」は維持保全していく上で修繕や補修・交換等が必要となる
費用を計画的に管理組合として積立てている大切なお金です。
新築時には管理修繕金が2万円以上/月では売りにくいため
修繕積立金だけ1/2の費用を10年後まで先に「修繕積立一時金」という
名目で徴収されてます。
理由は管理費が安く見える様にするためです・・・
ですから、築10年を迎えた時点で5000円程度が上がらないと
本来は、お・か・し・い・・・です

中古マンション購入の際には是非チェック頂きたいのですが、、、

折込チラシなどで築10年以上の物件でも
新築時と同じ修繕積立金(3500~5000円/月)が記載されている
マンションもあります。

どうなるのか、、、修繕積立金の不足が想定できますので
将来的に大幅な計画変更(金額のアップ若しくは修繕工事の縮小=資産の低下)
となります。

又、 付帯駐車場が自走式や機械式若しくはタワー型(この順序で修繕金も上がります)
などの条件や駐車場の入居率でも積立金は変動していきます。

現在は平成23年4月に国交省より
「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」 
が策定されています。(4年前に出来たばかりです!)
ご自身のマンションや 購入検討物件と比較してみて下さい。
ガイドラインが策定された背景には、著しく安価に設定された積立金や
修繕工事費不足の事例が発生してきているからなのですから。

マンションの場合、大規模修繕工事が12年後・24年後・30年後に行う計画が
一般的で長期修繕計画書も20年から30年間へ移行しつつありますが、
中古マンションによっては、長期修繕計画そのものがない物件もあります。

この様に現時点での管理費と修繕金に基づいて、将来的に必要となるお金の
アドバイスなどをされる不動産屋さんは皆無に等しいです・・・

「管理費修繕金が安いからいいね!」で
購入するのは危険ですからね・・・